古い針金で遊んでみました。
さて、過去2回のポストで触れた問題。
私たちの
生け花コンクールを巡る国際紛争。
笑うべきか、怒るべきか。
私の生徒も家族も皆同じ反応。
笑ったり、怒ったり。
さらに考えてみると、そこには面白い問題も潜んでいるように思うのです。
日本文化について。
特に、海外ですから、異文化としての日本文化の受容の問題。
問題の概要がはっきりしてきましたので
何回かに分けて報告しておきましょう。
詳細を忘れたくないですし。
やはり、面白いです。私自身、いつか別の形で書きたいと思うほど。
それに、日本の方々に広く知っていただきたい問題です。
もし共感していただけたら、是非シェアして下さい。
インターネットがあるからこそ報告出来る
笑える、しかし、腹立たしい問題。
問題の原因がどこにあるのか。
発端は、昨年度の私たちの
いけ花ギャラリー賞に入選したある国のアナ(仮名)宛の、
別の国のパスタ君(仮名)のメール。
そのやりとりをパスタはすべて私に転送してくれました。
「どうだ。ひどいだろう。とんでもないじゃないか」とかなり剣幕。
しかし、私には何が問題なのかさっぱり。
もう一度メールのやり取りを読み直しました。
はじめは丁寧なやりとり。
それから段々、無礼な言葉の投げ合い。
パスタは「おまえなんか生け花の生徒だなんて言える身分じゃないんだ。
このコンクールに参加する資格なんかないんだ」などなど。
もっとひどい言葉なのです、実際。
これは良識ある人のやることではない。
パスタはある流派の華道教師。
その国のなかではかなり重要な位置にあるらしい。
しかも、彼の生徒が前回のコンクールでアナに負けているという背景がありました。
ここでまず笑えます。
私たちのコンクールがそれほどのものか?
賞金があるわけでもない、スポンサーもない。
まだまだ無名で、日本からもなかなか出展がないと困っている。
本当にちっぽけな賞でしょう。
それにここまでムキになることがあろうか?
自慢出来ることがあるとすれば、ボランティアの審査員の方々。
日本、オーストラリアのこれ以上は望めないだろうというレベルの方々です。
コンクールの趣旨をご理解いただき、ご協力いただいています。
本当に感謝しています。
パスタが腹を立てている理由というのが、
また何とも情けない。
それでまた笑えます。
次回に続きます。
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