残り物を寄せ集めて、
捨てる前にもう一度作品にしてみました。
今日も生け花の生徒から興味深い話を聞かせてもらいました。
話をしているうちに、生徒同士で
ある時、ふと心が触れ合う瞬間というものがあるようです。
出会いといったり、
エンカウンターと言ったり、
いろいろです。
涙を流しながら話していましたが、
それは全くジメジメしたものではなく、
ともかく、生け花の時間が生徒にとって
難しい現実から逃れ、
一時の憩いとなっているのだということでした。
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一日一華:レストランに
To cling to some outdated notion of artistic autonomy, individualist creative freedom, or transgressive and free avant-garde identity, divorced from any duty or responsibility for environmental considerations, is to … Read More
一日一華:思いつきと論証
ある種の本は、いろいろな思いつきをもたらしてくれます。
私の場合、特に、哲学や心理学の入門書のようなものを読んでいると、自分の思考が刺激され、いろいろな空想、仮説が浮かんでくることがあります。
ある事柄と別の事柄との間に繋がりが見えてくることもあります。
例えば、ボードリヤールの資本主義解釈と村上春樹の世界観に関連性が見えたり。
生け花における立花と生花の対比は、日本文化における根源的な二元的な対比と対応しているのではないか?とか。
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一日一華:レンギョウ
メルボルン大学で開催された The Japanese Australian Poetry Festival のためのいけばな。
連翹は我が家の庭から。
毎年色々な機会に使っています。
今年は、今回が最後でしょう。
連翹は1年のほとんどは、あまり綺麗な植物ではないですが、
春のこの彩り、ほんの数週間のためには、納得。
庭が明るくなるし、いけばなにも使える。
重宝しています。
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一日一華:生け花と存続可能性
今年初めて我が家の庭に植えたフウセンカズラがよく育ってくれました。
庭のブーゲンビリアと取り合わせ。
ガラス花器は生徒さんから頂いたもの。
さて、環境芸術についての発表が迫っています。
テーマは存続可能性と美学。
生け花との関連、などなど。
さんざん言われ続けていることですが、
現代西洋文明は特に環境問題において、存続不可能な状況。
その発展モデル、知の方法とも危機的です。
その根源は何か。
産業革命、植民地主義、君主制、資本主義の成… Read More