華道家 新保逍滄

2016年6月8日

一日一華



Facebook もよく使っています。
フレンドのほとんどは面識のない方々。
同じ関心、いけ花でゆるーくつながっているような感じです。
https://www.facebook.com/ikebanaaustralia/

それはもちろんいいのですが、
時々、メッセージで
「この言葉の意味はなんだ?」
「この日本語訳してくれ」
などというリクエストがあるのです。

せいぜい5分、10分で返答できることではあります。
それくらいしてあげよう、とは思います。
しかし、様々な思いが巡ります。

まず、過去に何度か応じてあげたことがあります。
しかし、お礼の言葉をいただいたことがありません。
なんだか利用されただけのような気分。

自分で調べたらいいのに、と思うこともあります。
「ここを見れば」というアドバイスもできるけれど、
それで相手が気分を害すこともありえます。

さらに、簡単に答えることもできるけれど、
おそらくもっと詳しい返事でないと
この質問への回答にならないな、
いい加減な返答はしない方がいいのではないか、
と思うこともあります。

「自分は国家認定翻訳家だから、見積もりはいくらです」
なんて返事したら、意地悪だろうなあ、とか。

結局、上手に断れない時は、無視することにしています。
ちょっと親切心が欠けているかな、と悔やみつつ。

私の母ならきっと、何も考えず、助けてあげるでしょうね。
何の見返りも求めず。
彼女はちょっと特別な人ではありますが。
母の境地にはまだまだ及びません。







Shoso Shimbo

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