華道家 新保逍滄

2015年6月25日

一日一華:花菱レストランにて、そしてピロル菌について


花菱レストランでの仕事は
用意していただいた花材で生けます。
何が出てくるか分からない、
時間制限がある、という難しさ。
しかし、材料調達の時間が節約できるのは有り難いです。

私が忙しい時は、私の上級の生徒にお願いします。
皆、難しかった、でも面白かった、と言ってくれます。

ところで、最近、日本で人間ドックを受けました。
この日本のシステムは素晴らしい。
ビジネス化していて、サイト上で、比較、予約も簡単。

結果をオーストラリア人の医師に見てもらいました。
彼のコメントが面白かったので、紹介します。

バリウム検査について。
「こんなものは2度と受けないでくれ!」とのこと。
不正確だし、放射能を浴びるので健康に良くない。
30年前の検査だ、先進国じゃ廃止しているよとのこと。
別のもっと効果的な検査がある、というのです。

私の勘ですが、バリウム検査の施設はかなり高額でしょう。
それで古いと分かっていても、投資した医療機関は簡単に廃止出来ないのではないでしょうか?

粘膜不整、内視鏡の精密検査を受けるようにと出たので少々心配。
日本人は胃がんが多いので。
オーストラリア人医師のアドバイスは、「まずピロル菌検査をしよう」。

調べるとピロル菌は胃がんの原因になるとのこと。
子供の頃に体内に住み着き、中高年になるまではおとなしい。
しかし、それからは悪さをしだす。

1980年代、オーストラリアの研究者がつきとめ、治療法もできている。
中年以上の日本人はかなりの割合でピロル菌を持っているらしい。

風船を膨らませ、その呼気を調べるだけ。簡単な検査です。
結果は陽性。ピロル菌がいました。
さっそく治療に取りかかりました。といっても薬剤を飲むだけ。
5000円ほどしかかからない。

なんだか5000円で命拾いした気分です。
しかし、疑問は残ります。

なぜ、人間ドックにピロル菌検査を含めていないのか?
私のは基本的なコースでしたが。

人間ドックを受ける際には、
是非、ピロル菌検査を追加しましょう。

健康管理について私達はもう少し勉強しないといけないでしょうね。
医師に任せきりというのは問題かもしれない。


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