この花材、どう使っていいか分からないから置いていきます、
何か作ってみせて、
なんていうことで、生徒から宿題をもらうことがあります。
日本ではそんなことはあまりないのでしょうが。
海外ですから、なんでもあります。
でも、それも挑戦。
そこで、ハランとバーゲンディーの百合の取り合わせです。
日本でありえない、というか
華道家にとって、多分あまりないのは、
芸術作品制作の依頼でしょう。
華道家が何をやる人間か、おおよそ世間は分かっています。
しかし、ここはメルボルン。
華道家が何ができて、何ができないか、
あまりご存知でない方も多いわけです。
しかも私は彫刻を少し勉強しています。
そうするといろいろ面白い依頼があります。
今日は、三メートルの人の顔を作ってくれという依頼。
ある美術館がポートレート・コンクール展を予定。
豪州国内で最高峰の芸術賞のひとつです。
その広告に6週間かけて公開制作をというリクエスト。
とんでもない挑戦になりそうです。
楽しもうと思います。