華道家 新保逍滄

2020年4月14日

日本のコロナ対応が心配で仕方ない


コロナについては私は全くの素人。
それでも日本の対応の遅れは心配でした。
ようやくの緊急事態宣言。
それでも、まだ心配で、以下のような専門家の意見に共感します。

https://diamond.jp/articles/-/233957?fbclid=IwAR20Uay8DflC1kG3372TKXupiXFEaYNwDDbBUTA582CGdBlHJ7SUPUS2UKE

https://www.covid19-yamanaka.com/index.html

私は喫緊の事態については何も言えないのですが、なぜ日本ではこんな危機感の欠けたことになっているのだろうか、ということには思いつくことがあります。いずれも仮説ではありますが。

一つは、インフルエンザ類への対応とSARS類への対応が、根本的に異なるということが、特に指導層に理解されていないのではないか。感染力が全く違うのだそうです。SARSでひどい思いをした台湾、韓国、香港などは比較的に早めの対応が取れていたように思います。日本にはそうした経験がなかったということが一つの問題点でしょう。今回、一つの教訓を得るために大きな犠牲を払うしかないのでしょうか。他国のように医学の専門家を重要な政策決定に参画させるというようなことはできなかったのでしょうか。

もう一つは、いわゆる「平和ボケ」という要素はないか?「コロナ?対岸の火じゃないか。そんな忌々しい話は聞きたくない、暗い話は口にするのも嫌、もっと心楽しくなることに心を向けていたい」というような風潮があるのではないでしょうか?
これは平安時代の貴族の意識に似ているように思えます。危険、汚い、きつい仕事は他人任せ。紛争やら疫病やら忌まわしい話は口にしない、口にすると言霊が悪を呼ぶというような意識を持つ方が少なからずあるのではないか。もちろん、これも私の仮説。見当違いかもしれません。

さらに、日本のマスコミ、報道のレベルの低さ。これが今回の事態を悪化させている一因のように思えます。例えば、上記のリンクのような専門家の意見、経験をいったいどれだけのマスコミが取り上げているでしょう?海外の惨状のレポートがもっとあってもいいのではないでしょうか?

あるいは、コロナの死者数なんて大したことではないという医療関係者もあるようですから、そうした方々の意見も紹介してもらってもいいでしょう(もしかすると巧妙に論理をスリ違える、不純な動機で書かれた政治的なデマかもしれませんが。デマ記事の特徴は、ある事柄を不当に過小評価し、ある事柄を針小棒大に過大評価することです。)。

現状は、元スポーツ選手がああ言った、漫画家がこう言った、芸能人らしき人がこんなコメントをした、とか。素人の井戸端会議。ジャーナリズムとは言えません。
こんなことをやっているのでは、従来のマスコミは終わったと、間もなく多くの方が気づくことでしょう。政治批判も仕方ないでしょうが、意地の悪い、恨みを込めたような汚い罵倒の言葉での批判が多すぎます。批判する方もかなり洗脳されているのではないでしょうか。

ともかく、もっと必須のニュースがあると思います。
どうしたら犠牲者の数を最小限にできるのか、
どうしたら医療崩壊が防げるのか、
ということに焦点を当てるべきです。

さらに、マスコミ関連では、コロナについてコメンテーターと言われる方があれこれ言っていますね。その内容も私には少し気になります。
日本人は体質的にどうも感染しにくいのではないか、
日本人は衛生管理が行き届いているからひどいことにはならないだろう、
日本人は民度が高いからきっと最悪の事態を回避できるだろう、とか、
その通りならいいな、と思います。

先の大戦で、敗戦間近になっても、今に神風が吹いて事態が一変するのだ、と信じていた方があったように聞いています。それにどこか共通する根拠のない楽観主義が日本を支配しているのではないでしょうか。

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