華道家 新保逍滄

2017年6月27日

生け花で募金活動


生け花で募金活動がやれないか?

私の印象でしかないですが、オーストラリアでは募金活動が日本以上に盛んです。
様々な工夫を凝らした活動があります。
積極的に参加する人が多く、社会に定着しているように見えます。

私がやるとしたら、どうなるか?
まず、不透明感をなくしたい。
私がお金を集める役をしながら、お金を直接扱わないことはできないか?
私を素通りして、寄付金が全額、慈善団体に直接届くようにしたい。
できるのですね。

さらに、募金する人も儲かる、募金を集める私も儲かる、という状況から
生まれる利益を慈善団体に還元するようにできないか。

つまり、募金する人は、通常、1000円募金すれば、自分の財布から1000円減ったと感じるでしょう。
しかし、私の理想とするのは、例えば、3000円一緒に儲けましょう、そのうちから1000円だけを募金して下さいませんか、というようなシステムを作りたいのです。
1000円減っても、2000円儲かるわけです。
気楽に募金できるでしょう。
気負いはないか、自己満足か、売名か、偽善か、等ややこしい心理的なあれこれにとらわれることなく、募金してもらえないか。

そんなことができるのか。
できるのですね。

今回立ち上げたのは、そんなプロジェクトです。
https://salvoscommunityfundraising.everydayhero.com/au/shoso
http://www.shoso.com.au/p/workshop.html

これが成立する要因は、
生け花ワークショップから上がる私たちの収益を抑えたこと。
新しく師範になった生徒に教える機会を提供したいという希望があります。
将来、生け花の生徒を増やすことにつながるのですから、
賃金が多少安くても協力してくれとお願いしています。
しかし、実際は、そこそこ収益があります。
大学の非常勤講師の時給の2倍くらいは払うつもりです。

ワークショップ参加者からすれば、他より多少高い費用であっても、自分の参加費用から明示された定額が慈善団体に寄付される、となれば、勉強もでき、寄付もできる、一石二鳥。

要するに、ワークショップの売り手よし、買い手よし、
おまけに世の中のためにもなるという3方よしのプロジェクトになったと思います。

次は、きちんとマーケティングし、お客様を増やすことです。
これからが本番です。

Shoso Shimbo

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