
過去、10年ほど、カメラとレンズにはおそらく100万円以上つぎ込んできたと思います。カメラは6台、レンズは6本。本も10冊くらい買っています。あれこれ合わせると200万に近いかも。
写真は素人です。
しかし、華道家としてできるだけいい花の写真を撮りたい!
できれば出版に適する程度のものを。
その一念でこれだけの出費。
この度ようやく最適のカメラ+レンズに出会えました。
写真を撮るたび、「おー!」と興奮しています。
上の犬の写真は、この度の新しいレンズで最初に撮った写真。
なんという明るさ。
犬の瞳の中までカリカリに撮れています。
こんなレンズが欲しかったんだ!
ここに至って、気づいたことを書いてみます。素人のカメラ案内です。
1、写真はレンズ。写真の質を決めるのはレンズです。
高いカメラを買っても、安物のレンズをつけていたのではお金の無駄。
それを私はやってきたのです。
もし、これから一眼レフカメラを購入しようかという方がいらっしゃったなら、ご注意下さい。最高のレンズ+必要最低限のカメラがお勧めの取り合わせです。
生花作品は静物ですから、天体写真やスポーツ写真がうまく撮れるという高級カメラである必要はないのです。高級カメラの機能の多くは私たちには不要です。
2、プロや専門家のアドバイスは有益だけれども、私のニーズには最適ではなかったということ。
・室内での撮影が多い(明るいレンズがいい)
・被写体との距離が取れないことが多い(広角が望ましい)
・花作品のサイズは大きくて4メートル位。
・静物である。
こうした条件に合うレンズ。
こうしたニーズがはっきりしていればもっと適切なアドバイスが頂け、お金を無駄にすることもなかったでしょう。「クリアな描写」「幅広いジャンルで使える」「高性能なレンズ」などという宣伝文句に惑わされてきました。
3、華道家に必要なのは次の1本だけです。究極の1本。
AF-S...