前回のポストでも紹介しましたが、蓑先生のファンの一人として、「超・美術館革命:金沢21世紀美術館の挑戦」は、多くの方にぜひ読んでいただきたい書物です。
この本は、
芸術、美術館のあり方に関心のある方はもちろん、
地域振興の方法を考えておられる方々、
教育、人生に関心をお持ちの方々にもお勧めしたいです。
さらに、いい商品を持っていながら、売れないという
マーケティングの悩みをお持ちの事業主にも参考になるでしょう。
アマゾンに書評を載せようとしたのですが、できませんでした。
私は日本語の書物をアマゾンから買ったことがないのです。
英書しか買ったことがないため、日本語版のアマゾンでは、私のコメントは受け付けてもらえないようです。
しかし、アマゾンの読者評をいくつか読んで
少々がっかりしました。
超・美術館革命:金沢21世紀美術館の挑戦
特に批判的なコメント。
匿名での他人の批判など、卑劣な人間のすることですから、基本的に無視すべきですが。
揚げ足取り、針小棒大な悪意に満ちた批判は読んでいて不愉快でした。
そこそこきちんとした文章ですから、おそらく評者は二流の大学で学んでいるはずです(決して一流ではない。本当の高学歴者はあそこまで傲慢にはなれません。自分より上があることを知っているものです)。しかし、視野の狭さ、手に負えない傲慢さからして、人間的には明らかに三流。女性からも嫌われる典型的な「上から目線の」男。レベルが低いのです。
ハーバードで博士号を取るということが、どういうことか、
わかっていないのです。
自分の情熱を実現するということが、どういうことか。
自分の限界を突破するということが、どういうことか。
他人の幸福のために自分の身を粉にするということが、どういうことか。
数字に現れた実績を作るということが、どういうことか。
そのために何度男泣きしなければいけないか。
大人のユーモアや冗談がどういうものか、
わかっていないのです。
「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」
「愚かなるものは悟ることを喜ばず、ただ自分の意見を言い表すことのみを喜ぶ」
と言っても、彼らには理解できないでしょうが。
低レベルの書評に惑わされることなく、
「超・美術館革命:金沢21世紀美術館の挑戦」を手にしてみて下さい。
さらに、機会があれば講演会などを通じて蓑先生のお人柄に触れてみて下さい。
痛快な方がいらっしゃる、そんな発見は私たちに大きな勇気を与えてくれます。