華道家 新保逍滄

2020年8月20日

作品集 「新保逍滄2020」


 作品集 「新保逍滄2020」

ようやく完成しました。eBook - Aus$4.99

以下、右側の拡大アイコンをクリックするとサンプルをご覧いただけます。



はじめに

この作品集「Shoso 2020」は「Shoso 2016」以降の作品、2016年から2020年までの新保逍滄の作品を紹介するものです。この間の活動の焦点のひとつは環境芸術における生花の可能性の追求であったと言えそうです。環境破壊の元凶が資本主義でありながら、資本主義のシステム内でしか環境芸術は存在できないのでしょうか。純粋な環境芸術のひとつの形は「贈与」にも似た概念芸術ということになるのかもしれません。相手を決めず、報酬を求めず、できれば匿名で贈る行為。それは自然界の隅々にまで浸透する資本主義に対峙しうる最後の砦。あるいはそれを本物の精神文化と呼んでもいいのではないでしょうか。すると「贈与」は日々の生花の修練が深いところで意味するものとも似通ってくるようにも思えます。孤軍奮闘の折にふと浮かんだ想念です。

Introduction

This is the second collection of Shoso Shimbo’s work , following the first collection, Shoso 2016. It focuses on his works from 2016 to 2020. This is a significant period for Shoso’s career as an artist, expanding the possibilities of Ikebana into the areas of contemporary art, and environmental art in particular.

Shoso has been exploring environmental art from an Ikebana perspective. It is in a sense investigating Western art in the light of Eastern traditions of art.

Some traditional aspects of Eastern art can offer a different perspective on our attitudes to the environment. Art may not be able to instantly solve the difficult problems we currently face, but it can raise questions about the role of capitalism in environmental degradation.

Shoso 2020 reveals his direction toward new type of minimalism, where Japanese aesthetics are re-examined in the age of environmental crisis. Shoso is exploring the possibilities of a union between environmental aesthetics and environmental ethics.

Related Posts:

  • 新論文が掲載されました 生花道場に関する研究報告が出版されました。https://www.jstage.jst.go.jp/article/ikebana/9/0/9_19/_article外国人に生け花を教えるのはなぜこうも難しいのだろうと、数年間考え続けてきたことが、ようやく形になったように感じます。A Proposal for Online Ikebana Training: Developing and Evaluating a New C… Read More
  • 作品集 「新保逍滄2020」 作品集 「新保逍滄2020」ようやく完成しました。eBook - Aus$4.99以下、右側の拡大アイコンをクリックするとサンプルをご覧いただけます。 はじめにこの作品集「Shoso 2020」は「Shoso 2016」以降の作品、2016年から2020年までの新保逍滄の作品を紹介するものです。この間の活動の焦点のひとつは環境芸術における生花の可能性の追求であったと言えそうです。環境破壊の元凶が資本主義でありながら、資本主義のシ… Read More
  • 「専応口伝」再びー山根翠堂自由花論との類比 「専応口伝」についてあれこれ考えてきたことがようやくまとまりました。と言っても一つの仮説です。想像に任せて書いてみました。学術的に認められるのか、定かではありません。独断と偏見!ということになるかもしれません。UC Davis の教授等、何人かに読んでいただいたところ、そこそこ面白いじゃないかということであるようで、「いけ花文化研究」に掲載されるようです。私が指摘していることは、「専応口伝」には生花の定義として二点、存在論的な定義と認… Read More
  • 生け花とは何か?(1)山根翠堂『花に生きる人たちへ』の抄訳が出版されました。以下から無料でダウンロードできます。生け花のあり方を考えたい方々は多くの示唆をいただけることでしょう。海外における生け花の問題点を考えてきた私にとって、是非とも紹介したい文献でした。2022, International Journal of Ikebana Studies, Vol.9, 76 - 78Free Download - https://doi.org/10.57290… Read More
  • 孤軍奮闘 ー 作品集出版に向けてまもなく作品集を自費出版します。と言っても安価なeBOOK 主体なので、どれほど広く行き渡るのか、怪しいところです(ハードカバーの実物版も注文できるのですが)。「Shoso 2020」として、前回2016年版の続きということになります。過去4年間の活動をまとめたものですが、私にしては忙しい日々を過ごしたものです。時に自作を振り返ってもみるのもいいかもしれません。都市封鎖継続中のメルボルンですから、いい機会です。反省点は多々ありますが、いくつか気付… Read More

Shoso Shimbo

ページビューの合計

593,694

Copyright © 2025 Shoso Shimbo | Powered by Blogger

Design by Anders Noren | Blogger Theme by NewBloggerThemes.com