美と倫理は関係があるのか?
西洋芸術の論者は哲学好きですから、こうした問題もよく議論されます。
芸術至上主義などという言葉が日本ではあるようです。
おそらくオスカー・ワイルドの一部の代表作などを評するのに使われる立場でしょうか。
つまり、美に倫理はあまり関係ないという立場でしょう。
そういう立場は、モダンから現代芸術においても、強いように思います。
おそらく(というのは私の専門分野でないので、自信はないのです)
モダン以前、芸術は倫理に強く影響されていたと言えるでしょう。
しかし、モダン以降の芸術には芸術を倫理から解放するのだ、という志向があったのではないでしょうか。
ところが、環境芸術においては少し異なります。
倫理の問題が重要になってきているのです。
それが非常に複雑な問題を抱えています。
さらに、美と倫理の問題は、生け花においても問題になってくると思います。
現代芸術と生け花の接点に、環境芸術の一つの可能性があるのではないか。
環境芸術における倫理の問題は、宗教性、精神性の問題にも関わってくるのではないか。
続きはまたいつか。
Related Posts:
一日一華:残り物で
特に商業花では残り物が出ます。
捨てるのも申し訳ないので、よく小品を作ります。
… Read More
一日一華:ギャラリーに
Lesley Kehoe Galleries でのディナー・テーブルに。
リクエストは、日本的なもの。
あとはお任せ、ということでした。
いつも素晴らしい花器をご用意いただいています。
しかも背景は Motoko Maio の屏風。
少し緊張します。
四季の流れを躍動する色彩で表現したダイナミックな屏風に囲まれているわけです。
花の色は控えめなものを選びました。
それがとても好評でした。
… Read More
一日一華:甥はなぜ医学部に合格できるのか?(2)
メルボルンの花菱レストランに活けた作品。
メルボルンを訪れる日本人著名人の多くの方が利用されるレストランです。
具体的に名前を挙げることはできませんが、
国際的にも知られた方々がいらっしゃいます。
さて、出来損ないと思っていた甥が医学部に合格したという話の続きです。
http://ikebana-shoso.blogspot.com.au/2017/01/blog-post_6.html
ふと、思うのは、私はある一つの現象を目撃している… Read More
一日一華:カフェに。そして書くということ(2)
メルボルンの和食カフェ、ちょっとさんへ。
酒類ライセンス申請中ということですから、
もうすぐお酒も飲めるようになるようです。
楽しみです。
さて、先にエッセー公募の話を書きました。
私はある国際的なジャーナルの編集のお手伝いをしているのです。
http://ikebana-shoso.blogspot.com.au/2017/01/blog-post_17.html
ある応募者には、書き直しを依頼しました。
没に… Read More
一日一華:ちょっとさんへ
At Chotto, Fitzroy, Melbourne.… Read More