商業花は、とても勉強になります。
時間、予算、場など様ざまな制約の中で
お客様に喜んでいただける作品、満足していただける作品を
作り出さなければいけない。
生の花であるというだけで喜んでいただけるという
ありがたさは確かにありますが。
今日は終日商業花に従事。
帰ってニュージランド産のアサリでボンゴレを作り、
ハイネケンで乾杯。
そのあと気楽なテレビとか映画で過ごせるならば
そんな生活はとてもいいものだと思います。
私にはそんな日は年に数えるほどしかありません。
華道家としてだけ生きていけるなら、それもいいだろうな、と思います。
しかし、この国、オーストラリアでは少し難しいでしょう。
第一に十分な需要がありません。
そして、また、さらなる目標が見えてしまうと、
華道家として、とどまることもできません。