華道家 新保逍滄

2023年3月30日

香水「花信コレクション」予約受付開始

 花信 Hanadayoi - Ikebana by Request は6月に発表予定。これを記念して、新しい香水コレクション Hanadayori が発売されます。ただいま、先行予約受付中です。香水売り上げの一部はメルボルン・生け花フェスティバルの運営費用に当られま...

2023年3月17日

2023年3月6日

『専応口伝』における「面かげ」の形而上学(英語版)

先に紹介した論文の英語版は以下です。AbstractSenno Kuden (16th century) historically presents the most influential definition of ikebana, which includes both ontological and epistemological concerns in representation. Although the former contributed to the development of the common...

2023年3月3日

上品さという常識の言語化を

 生け花を嗜むということは、特定の流派に属するという以前に、日本文化に関わるということです。日本文化を学ぶ場合、それは同時に上品さを身につけていくことでもあるでしょう。これはあまりに自明で、基本でもあるため、わざわざ言うまでもないこと、ではないでしょうか。生け花をやっている下品な方というのは通常あり得ないわけです。私などでも公の前で生け花のデモをやるとなれば、言葉遣いはもちろん、服装にも気をつけます。不潔ないでたちで花をいける花道家など見たことがないでしょう。セクシーな衣装で花をいける、などというのはありそうですが、これも実際には見たことはないですね。たとえあったとしても、「まあ、冗談だろう」ということになります。それは、日本人にとってはあまりに自明すぎて、わざわざ口にする必要もないというレベルの常識です。おそらく日本の伝統文化の根本では、精神的に高貴で洗練された方(あるいは天皇陛下かもしれませんが)とのつながりを想定してきたということと関係があるのかもしれません。では、この上品さへの志向を外国人に理解してもらっているでしょうか?上品さをどう英訳したらいいのかな、と考えていたとき、偶然見つけた言葉があります。Be...

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