
「専応口伝」の謎として考えたことを、エッセーにしたばかりですが、ついでにメルボルン生け花フェスティバル内で講義もしてしまおうということになりました。
日曜日の朝9時開始ですから聴衆はおそらくあまり多くはないでしょう。ただ、対象は花道史をあまり詳しく知らない方々も多く含まれるはずです。どうしたら有意義な話だったと思っていただけるか。花道史をもっと勉強してみたいと思っていただけたら、私は満足です。かなり大胆な仮説を提出することになります。
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以下が最新のプログラムです。随分、生け花フェスティバルらしくなっているように思います。少ない予算でここまで出来れば将来のためにきっと役立つことでしょう。もしかすると別の地域の方が、参考にしたいから見にいってみようか、などということになるかもしれません。まあ、それはまだでしょうか。
メルボルンで生け花を学習したいという人がもっと出てくるようにしたい、ということで始まった企画ですが、そのような目標は個人ではなかなか達成できないものです。小さいパイを仲間内で取り合うのではなく、パイそのものを一挙に大きくしようという試みです。メルボルンでの問題は、生け花の認知度が低すぎるということです。生け花は実にマージナルな存在。一般の大多数の方からすると、ちょっと変わった人や傲慢な人が集まって何かやっているという程度の認識だと思います。
生け花の認知度を上げたいという、私たちの目標は、なかなか分かってもらえないのですが、細々と続けていければ少しづつ理解も得られるでしょうし、協賛者も成果も出てくるかなと思います。
協賛者がいないとか、無視されるとかならたいしたことではないのですが、卑怯な手段で妨害してくる人もいるのですね。これには手を焼いています。心貧しい不幸な人生を歩んでいるのでしょうが、生け花をやっている人でしょうから、もう少し幸せになって欲しいものです。この残念な敗残者についてはまたいつか話す機会があるかもしれません。あるいは、ないかもしれません。
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