十月九日、私たちの合同華展が無事終わりました。
とても盛況でしたから、成功と言っていいと思います。
生徒にとって有意義な経験だろうということで
参加しているわけですが、
私にとっても有意義な展覧会でした。
ただ、反省点もたくさんあります。
おそらくそれはかなり根深い文化的なものだろうと思います。
私の生徒は多くが協力的ではありますが、
まだ、運営のお手伝いという点では不足な部分が多いのです。
庶務において他流派の方々に依存しすぎているように思います。
何人かの生徒は華展開始直前に作品を持ち込み、
終了と同時に作品を運び去る。
後片付けもない。自分のテーブルさえ掃除しないという状況。
専業主婦や退職者というより仕事をしている方が多い、
忙しい生徒が多い、
まだまだ長年通っている生徒が少ない、
生徒にアジア系は少なく、ヨーロッパ系が多いというような
事情もあります。
日本で日本人を相手に、
お稽古事を教えるというのとは
おそらく、全く別の問題があるわけです。
一度、合同展ではなく単独で華展を開いて
いかに庶務が多いか、協力が必要か
体験学習してもらおうかと思っています。